技術経歴


トランジスタ式漁業用ラジオブイの設計開発
昭和37年、ようやく実用化の域に入った電力用トランジスターを送信電力増幅に使用した漁業用(主として捕鯨)ラジオブイの研究開発。

消防用FM無線電話の開発
昭和38年、トランジスタ式消防用FM無線電話機・航空消防用ヘルメット装着受令機などの開発、ヘルメット形受令機は水銀スイッチを内蔵し、持ち出すだけで電源が入って受令状態となる方式が特徴的。

救難筏用遭難自動通報設備SOSブイ開発
昭和38年、漁船等の遭難時自動的に拡張し遭難信号を発信する救難筏の天蓋にアンテナを組み込んだ遭難自動通報無線機を開発。

漏電遮断器試験器の開発
昭和45年、労働省では高度成長に伴う建設ラッシュで一般作業員の感電事故が増加したことを憂い漏電遮断器の使用を義務づけた。これに伴い建設現場に漏電遮断器の貸し出しを行う大手ゼネコンの工作所からの依頼を勘案し、将来のメンテナンスに必要を感じ、取り外した漏電遮断器の最小動作感度電流と動作時間の測定ができる漏電遮断器の試験器を開発した。

重ね合わせ嵌合式分割鉄芯形高精度漏れ電流計の開発
昭和45年、漏電遮断器の使用義務づけに際し、現場での漏洩電流分布が未知の世界であったこと等から、せっかくつけた漏電遮断器をバイパスして使用する作業現場などが見られた。
漏電遮断器の正常な普及には現場漏洩電流量のある程度正確な把握が不可欠との感を抱き、通信機などの電源トランスの製作技法である積み鉄芯方式をベースに分割形零相変流器の開発研究を行い、従来の鏡面仕上げ突き合わせ形に比べ安定度の高いものが製品化できた。この方式は現在の各社漏電計でも採用されている。


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